熊本市西区島崎にある「島田美術館」。ここは古美術研究家として生きた島田真富翁の遺志を実現する場所として、昭和52年に建てられた私設美術館です。

熊本の武家社会で使われていた道具を、島田真富翁さんの感性で集めたコレクションが並んでいるのだとか。

門構えは、元々島田真富翁さんの居宅跡をそのまま生かしたという通り、日本的な門構えですが、中へ入ると緑の庭と建物が寄り添うように建ち、穏やかな空気が広がっています。

ここは、いわゆる“国宝”とよばれるようなものはありません。けれども江戸の武家社会で日常的に使われていたものを眺めながら、当時の名もなき職人たちが精魂込めてつくったものを“観る”ことで学ぶことが多々あります。

敷地内には「木のけむり」と名付けられたカフェもあります。

ここの「南関あげうどん」は、みんなに愛されている味です。

今回は館内を観る時間しかなかったのですが、次回はぜひカフェにもお邪魔してみたいと思います！

【2017年5月の情報です】