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昔ながらの対面販売も魅力です

プリプリの魚ロッケに、ホクホクのいも天。おやつやおかずにおすすめの揚げたて天ぷら

ショップ&グルメ

前回は老舗の和菓子屋さんを紹介しましたが、今回も魅力あるお店を紹介します!今回訪ねたのは『和田かまぼこ店』。新町と古町との境界にあたる新町2丁目、「ゆめマート新町店」の前に並ぶ商店街の一角にあります。

ゆめマートの向かいに小さな商店が並んでいます

その一角にある『和田かまぼこ店』。地元のスーパーに卸すほか、店先で小売りもしています

40年以上続くこの店は、ごぼう天やチーズ巻き、イカ天などの天ぷら類を中心に製造。朝7時のオープンから続々と商品が並び、9時頃には15種類ほどが並びます。

大きな招き猫とダルマが迎えてくれます

奥をのぞいてみると続々と揚げたての天ぷらが出来上がってました

「いらっしゃいませ」と迎えてくれた女将さんにおすすめを聞くと、“魚ロッケ”が人気という答え。すり身に玉ねぎを加えてパン粉を付けて揚げたもので、一味唐辛子がアクセントになっているそう。待ちきれずに店先で食べてみると、プリッと弾力があって、玉ねぎのほんのりとした甘味と一味唐辛子のピリ辛加減が好相性。食べ応えも充分です。

「塾に行く子ども達やタクシーの運転手さんが、小腹が空いたと言ってよく買いに来てくれるのよ」と話をしながらの対面販売で、1個から買えるという手軽さも魅力です。

女将さんの説明を聞きながら選ぶのも楽しいひとときです

手書きのメニュー表。ほとんど105円!

一番人気の“魚ロッケ”105円。一味唐辛子のピリッとした辛さがアクセントになってます

もちろん天ぷらにも防腐剤や卵白を使わず、子どもからお年寄りまで安心して食べられるように配慮。昔ながらの石臼ですり身を練り上げているのも、おいしさのポイントになっているのだそう。

「今じゃこんな石臼を使うのも珍しいと思うよ。だからお客さんに見える場所に置いているんですよ(笑)」とご主人。練り具合は季節や天候によって変え、職人の目と手で確認しながら練り上げていると言います。

すり身を練り上げる自慢の石臼

練り物の天ぷらのほか、辛子レンコンやイモ天などもあり、新鮮なイワシが手に入った時にはイワシフライも並ぶそうです。今晩のおかずはもちろん、ビールのつまみやおやつにもなる天ぷら。最近では手土産にする方も多いそうで、持ち寄りのホームパーティーにもいいかもしれませんね。

左上から時計回りに、えびミンチ135円、いも天105円、チーズ巻105円、からし蓮根150円、スコッチエッグ150円。天ぷら類はほとんど105円と良心価格

「おでんの季節には、ウチの天ぷらと古町の『鳥丸八十七商店』のこんにゃくを買って作るというお客さんもいらっしゃいますよ」と教えてくれたように、新町・古町界隈でおでんネタを仕入れるのもいいですね。とはいえこれから夏本番なので、少し待たねばなりませんね(汗)。

【2017年6月の情報です】

和田かまぼこ店

  • 所在地:熊本市中央区新町2-14-9 地図
  • 営業時間・定休日:営業時間/7:00~18:30 定休日/日曜、祝日

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