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隈本城の遺構にふれる

町名の由来になった「古城」の外堀に整備された、緑豊かな公園

レジャー

今回も歴史ある新町らしい歴史の一片にふれられる公園に行ってきました。

以前ご紹介した『清爽園』から5分ほど歩くと見えてくるのが『古城堀端公園』。この界隈は「古城町」といい、呼び名は「こじょうまち」。ですが、公園の名前は「ふるしろほりばたこうえん」と呼びます。

森の中にあるような「古城堀端公園」。すぐ近くに第一高校や中央郵便局などがる便利な場所にあります

普段は車でサッと通り過ぎることが多く、公園の存在は知っていても、中に入るのは私もはじめてです。園名石がイチョウ型だったり、車止めが加藤清正の烏帽子型兜に似ていたり、さすが熊本城のお膝元にある公園だなーと感じました。

隈本城の別名「銀杏城」にちなんだんでしょうか?

クネッとした形に見覚えが…烏帽子型兜似の車止め

中に入ると奥に長ーく、右手には石垣が見えます。案内板には、中世の頃に築城された“隈本城”の跡という説明が。加藤清正がこの地に熊本城を築城した以降は、“隈本城”を“古城(ふるしろ)”と呼ばれていたとか。

古城の外の堀を“古城堀(ふるしろぼり)”といい、その堀端の町は「古城堀端町(ふるしろほりばたまち)」と名付けられました。公園一帯は、その古城の堀の跡なのだそうです。

草がもうもうと茂っていますが石垣です

古城堀の説明板

普段、町を「こじょうまち」と呼んでいたので、公園も当然「こじょうほりばた」と思っていました(汗)。新町界隈には、まだまだ知られざる歴史が眠っているようです!

さて、公園の魅力を伝えないといけないですね。訪れたのは5月中旬、いきいきとした新緑が美しい季節です。園内には程よい木陰を作る木々が点々とあり、ベンチや水飲み場も完備しています。

ズーッと奥に向かうと、木製のすべり台やブランコの遊具があります。学校帰りの子ども達が元気に遊び、お母さんと赤ちゃんがのんびり散歩。ベンチではご婦人が楽しげにおしゃべりしてました。

木陰も多く、風が吹くと涼しげ。これから暑くなる季節でも子ども達の遊び場におすすめです

こちらは小学生軍団(笑)。思い思いに元気に遊んでました

自然と歴史にふれる公園が近くにあるのも、新町に住む魅力なんでしょうね!

【2017年5月の情報です】

古城堀端公園

  • 所在地:熊本市中央区古城町3 地図
  • 営業時間・定休日:

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