ここは呉服町電停。

右手に見える茶色の屋根が以前ご紹介した出田眼科です。

この電停の目の前に、熊本の銘菓が買える「松陽軒(しょうようけん)」があります。

明治43年創業。

100年以上続く老舗店で1番有名なものが「肥後のしおがま」

肥後特産のらくがん粉と北海道産の小豆の餡がたっぷり入ったらくがんは、口に入れるとホロホロと溶けて濃いお茶と良く合います。

毎朝6:30から一つ一つ手作りされているお菓子達。

特にこのしおがまは、その日の天気や温度で微妙に調整されているそうで、正に職人の技光る一品です。

このしおがまは、鶴屋百貨店やフーディーワンでも購入できます。

丁寧に作られた美しいお菓子達がショーケースに並ぶ中で、私が1番好きなものがプリン。

和菓子屋さんにプリン！？

創業100周年を記念して誕生したこのプリン。

現在、三代目と四代目お二人で作られているのですが、こちらの四代目の大竹さんは、前職が洋菓子職人だったそう。

そこで学んだ洋菓子の技術もいかし、新しい商品開発もさかんに取り組んでいらっしゃる中で生まれたのがこちらのプリンです。

希少なバニラビーンズがほのかに香りトロットロにとろけるなめらか食感は、やみつきになります。

生の和菓子の他に、焼き菓子もたくさんあり和も洋もいっぺんに選べる便利なお店です。

とってもグルメで愛妻家の四代目大竹さん。

このしおがま達にも毎日たくさんの愛情注がれているのがわかります。

自分へのご褒美はもちろん、大切な方への手土産にもオススメです。

【2019年8月の情報です】